KOMWORK

第四章 ドラゴンメタン

=====サンクの書=====

生きるためにさまざまなものを切り捨てる。

kom

ドラゴンメタン

『竜ジャンよ。めずらしーオレ見たことなかったんだ。』
へーとかほーとか言いながらじろじろと眺めている恭介。
「見とれてる場合ですか!?」
突っ込むシャロンさん。
「火炎か......オレの炎じゃやつの力を増長させてしまう。」
冷静なノイン。
「ここは影使いのおでまし!」
「シーザどうするつもりだ!?」

東山

「火炎使いのハティ(ノイン)さんじゃ火に油。かといってシャロンじゃあ同じ事。炎は太陽の属性。そして、影も太陽の属性だ。炎に照らされればより一層その力を高めることができるってわけだ。」
得意げな表情で、シ~ザがウインクをした。
「恭介とかいったな、援護する。一発かましたれ!」
「ぃよっしゃあ!お目覚めの一発目だうら~ーっ!」
恭介が、鎌を大きく振りかぶり、火山龍へ突進した。ものすごい早さである。火山龍も負けじと反撃のために口を大きく開け、大気を吸い込み始めた。そこを、シ~ザはすかさず捕らえた。
『我と契約せし影たちよ!彼の者の中奥底に潜む光に集え!』
シ~ザが、印を切った。その瞬間、あたりに見えていた影という影が次々と大気とともに火山龍の中へ吸い込まれていく。火山龍が、みるみる膨らんでいった。
「でりゃ!!」
恭介がその大きな鎌を大振りし、火山龍の膨らんだ胸元を凪いだ。その瞬間、風が刃となり火山龍の胸を引き裂く。火山龍は断末魔の叫びと大量の豪火とともに跡形もなく消え去った。

kom

『へへっ』鼻のを擦る男。
「やるじゃんよっ影使い!名前は?」
『シーザ。』
彼らは。再びバーにて雑談を繰り広げることとなる。

荷個茶ン大王

グナー
「・・・レイ様、御云い吐けどうりアザラザに災いをもたらす物達(魔物)をけし掛けました。これで国だけでなく、恐怖によって凍えた人心も貴女のモノです・・・」
レイ
「・・・・・・そうか。」

NINJIN

アッシュ
「火炎龍がこんな街中に出てきたりしておかしいですね」
シーザ
「そうだな、確かアザラザでは火炎龍はマグマの力をつかさどっていて地中にいるはず・・」
ガガガガ・・・
大地が突如、うなり声を上げた!(地震・・・)

アッシュ
「ちょっとあれ見てよ!」
アッシュの指差した方向!!そこには世にも奇妙な光景が地面からオレンジ色の光が次々と放たれていく。
シーザ
「火炎龍だ!地中の火炎龍達が空へ昇っていく!!」
オレンジ色の光の筋が次々と空へ吸い込まれていく。
アッシュ
「これはただごとではないですね」
シーザ「
やっぱり、ここでは何かが起こり始めている」
アッシュ
「いってみます!?」
シーザ
「そうだな。おいお前も行くか!?」
恭助
「・・興味ねえな。」
恭助はバーへと戻る。そこには女にしては珍しいくらいの巨躯の戦士が居た。
「私はドリス・・。」
恭助はドリスにかまわず、カウンターへ
「マスター、ドラゴンメタンくれ」
「え、あれを・・・まさか飲むのか?」
※ドラゴンメタン・・空気に触れただけで爆発するという恐ろしいお酒。火の国アザラザのお土産の定番だが誰も実際に飲んだ人を見たことがないという。

沙莉羅

「先程の戦い、見事だった。どうだろう、手合わせを願いたいんだが」
ドリスと名乗った巨躯の女が恭介にそう話し掛ける。
「え?」
やたら女の身長は高かった。がっしりとした体つきだ。手には長い槍・・・これはハルバ~ドか。ゆったりとした雰囲気。だが、その所作は機敏で隙が無い。
(・・・なんか、苦手なタイプだなぁ・・・)
恭介は思わず心の中でつぶやく。どうみてもかなりの使い手。手加減できそうに無い相手だ。いくら手合わせといっても、痛い思いをするに違いない。
(まいったなぁ・・・)
目が「後には引かない」と雄弁に語っている・・・ドラゴンと対峙したときですら余裕だった恭介が少々焦っていた。
「そらよ。当店自慢の『ドラゴンメタン』だ! 死なない程度にやってくれ!」
「あ、ども」
ドンと瓶とと親指より一回り大きなグラスがカウンタ~に置かれる。ニヤニヤとオヤジが「飲めるモンなら飲んでみろ」とこちらもまた、笑顔で雄弁に語っている。(面倒だなぁ・・・)ここへきたなら度は見るべきだとどこかで聞いた「ドラゴンメタン」。頼んで見たものの、なんだか、周りの笑いを含んだ視線が痛い。(なんだかなぁ・・・あ、そうだ)フト、一計を案じる。にやりと恭介は笑い、ビンからドラゴンメタンをグラスに注いだ。
「コイツを飲み干せるんなら考えてもいいよ」
「・・・へぇ?」
芳醇な香りと熱を感じながら、恭介は女、ドリスにそれを手渡す。いかな度胸のある人間でも、手合わせ如きにそんなものをあおる人間もいないと踏んだからだ。
「なんだ、その程度でいいのなら」
だが、ドリスはまったく躊躇せず口をつける。そして、周囲の人間が見守る中、あっさりとドリスは飲み干し、グラスを逆さに 振った。
「これでいいかい?」
笑い、口をあけてみせるドリスに恭介はもちろん、酒場のオヤジどころか、客までが口を開いて呆然と見た。
「悪いな。アタシの生国は北のほうでネ。この程度には慣れてるんだ」
いったいどんな国なんだ!? とその場にいた全員が思ったセリフ だったが、当然、口を開くものはいない。
「さて、手合わせ願おうか?」
(ヤバイ! なんかとってもヤバイ!)
「いや・・・あの・・・」
なんとなく、命の危険すら感じた恭介は何か理由をつけて断ろうとしたときだった。
「ドリス、何をしている?」
「なんだい、エリオン? ちょっと邪魔しないでくれ」
「出発すると言ったのは君のほうだろう?」
青銀の髪と青い瞳。青で統一された衣服。頬の文様。独特の静かな雰囲気・・・華奢そうな青年が気安げにドリスに話し掛ける。
「早く出発しないと次の町にたどり着けず、野宿することになる」
「うるさい。いいところなんだから黙ってろ」
「・・・酒くさいな。酔っ払っているのか」
その言葉は疑問ではなく、断定だったらしい。青年はドリスの反論を聞くことなく印を切る。すると、水がぴしゃんと跳ねて、するりとドリスの体に巻きついた。気付けばドリスは頭に角のある水の蛇によって捕らえられていた。
「お、おい!」
「邪魔をした」
「こら、エリオン、話ぐらい聞け!」
ずるずるとなれた手つきでエリオンがドリスをひっぱって酒場から出て行ってしまった。後にはその様子を呆然と見ていた人間だけだ。
「た、助かったってことかな・・・?」
ふと、手にしたドラゴンメタンの瓶・・・恭介は何気なくグラスに注ぎ、一口、飲む。
「!?!?!?」
『バタッ!』とドラゴンをあっさりと倒した恭介が倒れた。
薄れる意識の中で(あの女のほうがすげぇんじゃないの?)と、思いつつ・・・。

ヒロツキ

どばしゃーーーん!!

「うわああ!?」
いきなり海からなんか飛び出す。
まるで歌に誘われたかのように。
そして。手にすっぽりとなにかがはまっった感触が・・・。
「・・・・・・素子、なんか降ってきたんだけど・・・」
「素晴らしいわ!!ナイスキャッチよ鈍輔!」
手には河童(?)。素子はそこらへんをあまり問題にしてなかった。

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