KOMWORK
第九章 闘技大会参加者求む
=====サンクの書=====
人々は一時の宴を愛おしむ。
ヒロツキ
闘技大会宣伝ポスター(管理委員会印付)近日、熱き国民の集いしアラザラコロシアムで闘技大会が行われます。勇敢なる参加者求む!詳しくは管理委員事務所まで。
荷個茶ン大王
あ、あの~大会しゅつ・・・はい、そうですっ名前は「ウ・オゥ」です。住所?どちらかというと生息地なんですけど3丁目の板前さんの生け簀の中です。武器ですか?ヒレとウロコですよっえ、チャックの中・・・なぁなに言うんです。そんなの、はい?お腹のは何だ。しりません。知りませんとも!・・・職業?「コスプレイヤー」ですよっ
kom
大会出場希望:ナルシストの剣士。
沙莉羅
ここにも一人、借金地獄
「出るぞ」
「・・・は?」
赤毛に濃い碧玉の瞳をした女がざわめく酒場のテ~ブルにつくなり、そういった。男でも滅多にいない巨躯で、顔にはいくつかの傷。ゆったりとしていながらもスキのない身のこなしをしていた。女の名はドリス。傭兵だ。
「出る? 何にだ?」
「これだ、これ!」
そのドリスの反対側の椅子に座っている青年はまったくの正反対というべきかもしれない。すらりとしているものの、華奢で女と見まがうばかりの美貌。青銀の髪に深い青の瞳の持ち主で、開けっぴろげなところのあるドリスと違い、表情に乏しい。その頬には見るものが見ればわかる確かな証。水使いを示す文様があった。青年、エリオンはばんっ!と机に置かれたものをまじまじと見つめ、眉をひそめる。
「・・・闘技大会?」
「そうだ。これに出るぞ」
「なんでまた・・・」
彼を知るものならば、そのとき浮かんだ表情に驚いただろう。エリオンの顔には珍しく「当惑」の二文字が浮かんでいた。
「腕試しだ、腕試し」
「別にそんなことをしなくても、強いだろう」
素っ気無いが、世辞とも言えるセリフをさらりとはきながら、エリオンはドリスの顔をうかがった。
「何を言う。そもそも、お前があの時邪魔しなきゃ、良かったんだぞ」
「・・・ああ、あの、君が酔っ払っていたときか?」
「あの程度で、酔っ払うとか言うな!あの大鎌を持ったヤツと手合わせの機会を奪っていただろうが」
プリプリと怒りながらドリスはドンッと拳で机を叩く。
「とにかく。お前がなんと言おうが出場する」
「・・・引きずってでも、か?」
「ああ、引きずってでも行くぞ」
しばらく、闘技大会のことがかかれたものとドリスの顔を見比べ、エリオンが深々とため息をついた。
「・・・了解した」
「よぉし、なら、大会開催場所に向かって出発だ。腹ごしらえしたら、すぐに向かうぞ。おい、そこのねえさん、飯を四人前持ってきてくれ」
喜色満面で、ドリスはエリオンの分と自分の分の食事を頼む。ちなみに、エリオンが一人前で、後はドリスが平らげる。
「やれやれ・・・」
エリオンのこれみよがしのつぶやきをドリスは無視しながら、にやりとコッソリ笑った。そもそも、ドリスがエリオンと旅しているのはエリオンに対して、莫大な借金をしてしまったからなのだ。(こんぐらい大きな大会なら、それなりの賞金が出るに決まってる。それで借金返済すれば、コイツとおさらばだ!)
ひがしやま
すっかりギルドの苦労人。
いつもと変わらない穏やかな日。の、はずだった。
「おい!ノイン!これ出ろ!」
唐突に部下に当たるシ~ザに一枚のチラシを押し付けられ、ノインは書類から目を離すことなくそれが何なのかはっきりとわかってしまう。
「断る」
「そうケチケチすんなよ~。な~久々に出てストレス発散してみ」
「お前はどうせ賞金が目当てなんだろう。お前が出ればいい」
すっぱりと、加えてきっぱりとノインはそう切り出す。だがシ~ザはねちっこく推してくる。
「俺か弱いから無理だっつ~の~。な~、ギルド部隊隊長の誇りと維持を持ってだな~」
「出て行け。仕事の邪魔だ」
「あらまあ。そうお堅いこと申し上げず、私からもお願いしますわ、ノインバルト中将」
「リリス・・・特殊部隊幹部少佐の貴女までそのようなことを申し上げて上層部が黙っているとでもお思いですか」
満面の柔和な笑みを浮かべ、今の今まで同じ部屋のソファでお茶を飲みながら読書に耽っていたリリスと呼ばれた女性が可愛らしく首を傾け、さらににっこりと微笑んだ。
「上層部直々の申し出だと申し上げたら?」
「・・・冗談が過ぎます。女性に手荒な真似はしたくありません」
「冗談じゃないって。本当本当。ちゃんとそれについての書類も来てるんだぜ~?」
シ~ザがニヤニヤしながらチラシの裏に重ねてあった一枚の書類を差し出す。それを見たノインが書類がふっとびそうなほどの大きな溜息を吐く。
「私、中将のご活躍されるお姿、是非拝見させていただきたかったんですの。何とかお願いできませんでしょうか?」
リリスが手を合わせ、やはり天使のようにやさしく微笑んでいるが、ノインにはそれが悪魔の微笑にすら見えた。
「・・・上層部に連絡を。引き受けます、と。」
個茶ン大王
大会参加者?
「・・・さん、それじゃ参加者番号52で登録・・・
あれっ?52『ちょぼ』?こんな人登録したかな??」
ちょぼは、今日も一つ悪戯をしましたとさ・・・。
NINJIN
選ばれし者・・?
いつものようにの紫色の髪の少女がやってきた磯野小太郎は毎週水曜日だけは朝から玄関を掃除しているそう郵便配達のお姉さんがやってくるからだ紫色の少女が手渡した郵便は今日は1通だった中から肉屋のおばちゃんが出てくる。
「最近玄関ばかり掃除してると思ったら変な色気出してんじゃないよ、まったく」
そういいながら肉屋のおばちゃんは小太郎の手から郵便をひったくる
「何ですって!私が審判団長!!」
郵便の中身は闘技大会の審判団長の指名通知書だった。闘技大会の判定はもちろん各ジャンルの戦闘のプロが行うのだが団長だけは名誉職として一般市民がアットランダムで選ばれるのだ。
「審判団長だったら試合に出れないじゃないの!私のファイトマネーどうしてくれんのさ!」
どうやら肉屋のおばちゃんは大会にエントリーしたいらしい。
「あんた代わりに審判やんなさいよ!」
おばちゃんは小太郎をにらみつける。
「え・・」
小太郎はひそかに考えがあった。そうあの紫髪の郵便配達ねえちゃんに闘技大会でいいところをみせるという・・
「ああ、闘技大会見ましたよ。かっこよかったですね今日は郵便じゃなくて私からの手紙・・」
小太郎の頭に中ではすでに1つの妄想ストーリーが展開されていた 。
荷個茶ン大王
我はニュートラルなり、すべてと心通わす者なり
『...アザラザ様っ。竜が...』
この者、国を思い、国のため民に仕える者なり
『...レイ様これで...』
この者、凍りついた独裁者に救いの道を築かんとする者なり
『...血が騒ぐ・・・とでも言うのかな...』
この者、人の驕りを破壊する者なり
『...?なんだぁ空が...』
この者、すべてを愛し、すでてのものを魅了する者なり
『...・・・救世主よ・・・...』
この者、世界の開闢から終末に祈りを捧げる者なり
『...滅びよ...』
この者、心を閉ざし、安息の日を待て望む者なり
我は竜、天秤となる者なり。
力を求めし者正しき心持ち備えていれば
温もりを心安らぐ炎を世界に灯すことも出来様
悪しき心持ち備えていれば
目に映る全てを灰燼と帰す炎を与えよう
我はニュートラルなり、すべてと心通わす者なり。
NINJIN
ヤスーシの目の前には巨大な火炎流が!!後ろからは狂喜に舞、踊るダットの姿!しかし、急に火炎流が立ち止まった。そこに現れたのは一人の女性。その手には横笛が・・空気の流れをゆるやかなスピードにそらしこころの奥底のあったかいものを揺さぶるような音色女性とヤスーシの目線が合うすずしい眼に長いオリーブ色の髪が揺れるダットが叫ぶ。
「どうした!!行け!行け!」









