KOMWORK
第十二章 守人と破壊王
=====サンクの書=====
破壊の神は死してなおも生きる。
荷個茶ン大王
笛の音。
「竜よ退きなさいっ
精霊の声に耳を傾け今一度
私と供に封印の地へ帰すのです」
彼女の名はリリス。守人の民の一人・・・。
ヤスーシ「美しい・・・」《ドキピューン》
ここにも恋する漢が一人・・・
kom
血痕。
ドラゴンを導くアザラザの守人リリス嬢。
リリス嬢の凛々しさにときめくヤスーシ。
我を忘れ怒り狂う眠りを妨げられた火龍。
笛の音を聞き冷静さを取りもどすダット。
ダットは次の瞬間思いもよらない行動に出る。
...
そしてそれは飛び散った。
火炎龍はダットにより瞳を貫かれたのだ。
見えない敵を探し求め怒り狂う火炎龍。
龍はリリス嬢に向かって突進していく。
そこに、笛の音に導かれひょいとあらわれた男と女と河童が...。
泰志
ヤスーシ、ぼそっとつぶやいた。
「あらー、べっぴんさんやん.....。」
smilysunlion
火炎竜はリリスに向かって・・
のはずが、目を貫かれた火炎竜体制をうまく整えられず、
鈍輔、素子、どんぐり一行の方へ・・
「わあ、きれいな流れ星」
素子が指差す方向、そこには真っ赤に燃える火炎竜の姿が、
「'%'%'$(熱くなってきたぞ)」
どんぐりは頭のお皿を押さえてうずくまってしまった。
「あれは流れ星じゃないよ。」
鈍輔は見晴らしのいい岩の上に登った。
「いいじゃない、きれいなんだから・・」
素子が言い終わるか終わらない内に
鈍輔の体はその真っ赤な塊に持ち去られた!
「鈍輔!!」
溶岩の塊のような火炎竜!
一瞬にして燃え尽きたのではないか・・
その鼻の先に、輝く青い光が!
青い光が丸い玉となり、煌々と輝きながら炎を押し返す。
赤い炎と青い光のせめぎあいに紫色の光の竜巻の1つ1つが
紫色の竜であるかのように飛び散り、掻き消える。
その青い光の玉の中に鈍輔がいた。
いや、その光の玉自体が鈍輔なのかもしれない。
頭の中に声が響く。
そう、あの女の声。
<鈍輔!目覚めるのです!>
「いやだ!俺は鈍輔、鈍輔!」
<あなたは、選ばれしものなんですよ>
ドボーン!鈍輔と火炎竜は島の沖の海中につっこんだ!!
海面からものすごい勢いで水蒸気が立ち上る!
水蒸気は雲となり天を黒く覆う!
雲にはどこからか黒竜が集まり始めた。
ビカー!!
その雲の切れ目から一筋の雷が!
黄金色の刃のような光の筋はダットの体をつらぬいた!
思わずかけよるリリス。
素子はなんとどんぐりを担ぎ
鈍輔の墜落した海の方へ駆け下りる。









